ザルツブルグ

 

 

モーツァルトの生誕地、オーストリアの第四の都市ザルツブルグの小山の上には、Hohensalzburg城が聳え立って町を見下ろしています。

 

 

Hohensalzburg城の土台となる強固な岩場は町の反対側の入り口にもそびえていて、町と外側をトンネルで繋いでいます。

 

 

Hohensalzburg城から見下ろした町の様子。

 

この町の名前からも分かるように塩の産地として栄えました。

 

 

 

町の外側にそびえ立つ岩盤に張り付いて立ち並ぶように建てられた住居。

町の景観

町から見える山で一番高い Untersberg(1.972m)

ザルツブルクはオーストリアとドイツとの国境のすぐ近くにありますが、標高差の分かる地図で町の位置を見てみると、そこがちょうどドイツに広がる平野とアルプスの山々を分ける境界線上にあることが分かりますが、町から周りを見渡すと、いくつかの山々が見えます。

 

その中でも最も高く見える山が町から南へ7kmほど離れた所にある、Untersbergです。標高は1.972mで、山の下から頂上までロープウェイで登れ、上からの眺めは絶景(*)なのでお勧めですが、歩いても登れるので健康な人にはさらにお勧めです。

 

歩いて登るには3時間かかり、傾斜はかなり急でハシゴの階段を登る場面も多くありますが、小学校4年と6年の息子2人を連れて3時間かからずに登れました。

 

中には登りで勢いよく私たちを追い抜いて、下りで戻ってくる時に再び会って聞くと、僅か1時間11分で登ったというツワモノがいました。

 

* 私たちは頂上のロープウェイの展望台までは登らず、すぐ手前の山小屋でお昼を食べてから下り戻りましたので、北側しか見ていませんが、反対の南側はアルプスなので、その眺めは間違いなく絶景のはずです。

町の周りにある観光名所 Gollingの滝

ザルツブルクから北に向かってアルプスが広がり始めますが、車で30分も走るとそこにはもう観光名所が集まっています。

 

日本ではそれほど珍しくないものの、ドイツではちょっと見れない豪快な滝があります。

あるいは町の名前の由来(Salz=塩、Burg=城塞)である、塩の採掘博物館、観光客用に通路が設けられた深い渓谷、スキー場を利用した全長2km以上もあるボブコースターなどが、それぞれ車で10分とかからずに集まっています。

 

3.000mを超える山々は町の北から80km程の地点に集まっています。

Aug. 2017 川崎