ロマンチック街道の名所 ローテンブルグ

Rothenburg o.d.T.(*)

ロマンチック街道(*) の中にある、城壁に囲まれた町、Rothenburg。日本でも良く知られた町で、毎年多くの日本人が観光に訪れます。城壁に囲まれた市内は中世の雰囲気を漂わせる町並みとなっており、約6千人の市民が住んでいます。

 

時は17世紀の前半30年戦争(1618~1648) の際、プロテスタント派であった町は、カトリック派の攻撃を受けたので、城壁の内側に立てこもって戦いましたが、カトリックの大群の前にはあっけなく陥落してしまいました。

カトリック側の代表は、「町は焼き払う。但し、もしこの約3リットルの特大グラスに入ったワインを一気に飲み干せる者がいれば町を助けよう」 と、言いました。

 

それを受けて当時の市長が一気に飲み干し、カトリック側はその行為に感銘を受け、町は救われました。その様子は、現在でも町の中心地にあるマーケット広場の時計台で、仕掛け人形にて見ることができます。

 

* o.d.T. は、oberhalb der Tauber の略で、タウバー川の上にあるという意味です。

 

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