Aachen (アーヘン) の大聖堂 世界遺産
デュッセルドルフの南西約90km、車で約1時間10分。ベルギー、オランダ、ドイツ、3ヶ国の国境にある町Aachen(アーヘン)。そこには1978年、世界遺産に指定された大聖堂があります。
ケルンの大聖堂ほどの巨大さはありませんが、現在のケルンの大聖堂建設開始が1248年(*)で、この大聖堂はその400年以上も前の西暦786年にカール大帝によって建設が始まりました。そして皇帝の大聖堂と呼ばれています。
長い歴史の中で、30人もの神聖ローマ帝国の戴冠式が行なわれました。この大聖堂には、カール大帝のみならず、ローマ帝国初代皇帝、アウグストゥスの遺骨も納められているそうです。
* 初代のケルン大聖堂は既に4世紀に完成していたものの、1248年に火災によって消失。詳しくは、ケルンの大聖堂